フットサル近畿大会は、決勝トーナメントに進出し、4位という好成績で終えました。その後日談として、職員からあるエピソードを聞いたので紹介したいと思います。
大会に出ていた男の子と職員で大会を振り返って、勝った試合や楽しかった話題について和やかな雰囲気で話をしていたところ、急に「でもな、ひとつだけ悲しい話があるねん」と…。一体どんな悲しいことがあったのかと身構えつつ話を聞くと、「○○くん(小学6年生の男の子)を優勝させてあげられなかってん…」との言葉が…!なんてチームメイト想いなんだっ…!とその優しい思いやりと言葉に心を打たれたそうです。6年生は最後の大会になるので、最後こそはという想いがあったのだろうと思うと胸が熱くなります。
試合終了後や帰ってきた後に、〇〇くんを優勝させてあげられなかったと落ち込む下級生が沢山いたそうです。普段は男の子らしくケンカも少なくない小学生男の子たち(仲直りもあっという間)ですが、フットサル大会を通して仲を深め、相手を思いやる気持ちがより一層育っているようです。そんな子どもたちの成長を感じることができて嬉しく思うと共に、優しい想いが皆にどんどん広がっていくと良いなぁと思える出来事でした。(文責:S)