子どもたちの話。

職員同士で話をしている中で、日々の子どもたちのとっても可愛らしい小話をたくさん収穫しました!少し長くなりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

まずは、きょうだいの小話から。

食事は1階の食堂で皆一緒に食卓を囲んでいます。その際、ある兄弟のお兄ちゃんは弟のことを気にかけていて、弟が食べるのが遅かったり、苦手な物を頑張って食べていたりすると、そーっと優しく頭を撫でてあげて、そーっと抱きしめに来てくれます。弟の誕生日には、一緒に手を繋いで階段を上がってくれ、踊り場でぎゅーっと抱きしめてくれていました。いつもより長めのハグで、最後にこそっと耳元で「お誕生日おめでとう!」とお祝いの言葉をかけてくれ、弟もとっても嬉しそうにニコニコしていました♪

また、そんな兄弟の姿を見て、お兄ちゃんがいる妹たちが「私たちもお兄ちゃんと仲良いもんね」と話していたところに、話題のお兄ちゃんが通りがかりました。妹たちが「お兄ちゃん手つなごう!」と誘うと、恥ずかしいのか「えぇ、いいし」と数段上がっていきましたが、「手を繋いで一緒に上がってあげてよ」と声をかけると、直ぐに戻ってきて、両手で妹2人と手を繋いで階段を上ってくれました。嬉しそうな妹たちの表情を見て、きょうだいっていいなと思いました。

 

きょうだいではないのですが、お兄さんたちと幼児の可愛らしい小話です。

階段で足を少しぶつけてしまった幼児さん。ケガはなかったのですが、「痛い…」と止まってしまいました。少し上の段に小学生の男の子たちがいたので、「〇〇くんに痛いのもらってもらおう。痛いの痛いの〇〇くんに飛んでいけ~」と話を振ってみることに。のってくれるかな?と心配でしたが、ちゃんと痛がる振りをして話にのってくれました。それでも痛いと訴える幼児さん、もう一人の男の子にも同じく痛いのを飛ばしてみると、これもまた上手に痛がる振りをしてくれました。最後は通りがかった職員にも痛いのを飛ばしてみると、同じく痛がってくれ、皆のノリの良さにその場は和み、幼児さんも笑顔に♪それでも痛いのは飛んでいかなったようでしたが、普段やらないようなノリを照れながらもやってくれた男の子たちが可愛くてとっても癒されました。

 

職員と子どもの小話もひとつ。

ある職員が出勤すると、その声が聞こえたのか、遠くから「〇〇先生に言いたいことあんねんけど」との声が。急用があり、直ぐに手が離せないから終わったら行くねと伝えると、ムスッとしたまま、「言いたいことあんねん」と言いながらも職員の用事が終わるのを待っていてくれました。「待たせてごめん。何かあった?」と聞くと、「〇〇先生がおらんかったから寂しかってんからな」とお怒りの言葉が…。可愛らしいツンデレさんに思わずキュンとしてしまい、もう一度「ごめんね」と謝ったそうです。

 

子どもたちと過ごす毎日は思わず笑ってしまうことや可愛らしさに癒されることが沢山あります。そんな瞬間をこれからも大切にしていきたいと思います。